第40回西播磨ふるさと写真展入賞作品を掲示します

令和2年7月1日(水)~7月31日(金)まで、作品の募集を行い93名の出品者から279点の作品の応募がありました。8月5日(水)に審査員の田中 賢氏(全日本写真連盟関西本部委員)による審査の結果、入賞作品10点、入選作品25点が決定しました。入賞作品10点と講評を掲載します。

【掲載している作品(写真)の無断転用は固くお断りします】

〈兵庫県知事賞〉「田植えの頃」(たつの市) 石井 秀毅(たつの市)

青い列車、赤い鳥居、緑の水田の構成が見事で幻想性が感じられます。また保守された美しい水田や鳥居などから地域の生活を堅守する人々の心情も伝わってきます。視点に独自性のある秀作です。

〈兵庫県議会議長賞〉「華やかで、あった昭和」(たつの市) 髙松 良雄(たつの市)

通常花火見物は家屋や電柱のない開けた場所で観覧するものですが、路地から撮影されたこの作品はユニークです。静寂の路地と華やかな花火との対比は、ささやかな物語が生まれてきそうです。

〈兵庫県西播磨県民局長賞〉「至福のひととき」(宍粟市) 髙倉  進(たつの市)

午後の傾いた陽光を受けて祭りの人も屋台も輝き、非日常の晴れの日の様子が心に沁みます。特に動物除けの柵の近くから見物している三人の女生徒が作品の内容を深める存在となっています。

〈(公財)兵庫県生きがい創造協会理事長賞〉「吹雪の国境(播磨と但馬)」(神河町) 笹倉 昭平(神河町)

明確な事前計画に基づいて撮影された作品です。画面構成が大変シンプルで、降雪の山峡を走るオレンジ色の列車が強い印象を与えます。屋根の積雪、前照灯の光も効果を上げています。

〈(公財)兵庫県芸術文化協会賞〉「大撫山星景」(佐用町) 都倉 重忠(加古川市)

町の灯りが滲む雲海に降り注ぐような星の光跡を描写した技術は秀逸です。

〈西播磨文化協会連絡協議会長賞〉「真冬の砥峰高原」(神河町) 藤原 俊郎(神河町)

砥峰高原の積雪とツララを、意表を突く位置から撮影した力作です。

〈(公財)東丸記念財団賞〉「急いで渡れ~」(姫路市) 廣村 典彦(赤穂市)

踏切を渡る祭り屋台が踏切からこぼれそうな感じに描写した秀作です。

〈西播磨ふるさと芸術文化振興事業実行委員会長賞〉「飾磨港夕景」(姫路市)西川 展裕(姫路市)

自然に見える色彩が心地よく、構図も美しく、釣り人のシルエットが全体を引き締めています。

〈西播磨ふるさと芸術文化振興事業実行委員会長賞〉「小五月まつり」(たつの市)寺田  満(姫路市)

良いカメラ位置から、室津の小五月祭りを楽しむ子供たちの喜びの表情を活写しています。

〈西播磨ふるさと芸術文化振興事業実行委員会長賞〉「クリンソウの咲く里」(宍粟市)明野 敏行(加古川市)

緑の中に咲くクリンソウの赤と白い花の対照が鮮烈で、生き生きとした花の生命を感じます。