9月17日大学院講座入学式・9月18日4年制講座入学式

西播磨高齢者文化大学・大学院の入学式が終了しました。本来ならば、大勢の来賓、講師の皆様列席のもと賑々しく開催するところ、新型コロナ対策ということで、簡素な行事となってしまいました。

4年制大学講座1年生(入学者) 27名、2年生42名、3年生54名、4年生38名、大学院講座1年生(入学者)17名、2年生21名、総計199人 去年の入学式に比べて約2割の減です。

↑このたび導入した館内中継のシステムは、良好に機能しました。

入学式式辞 

秋の気配が次第に濃くなってまいりました今、ようやく、開講の日がやってまいりました。
このたび、大学四十五期生二十七名の方々がゆうゆう学園に入学されました。まことにおめでとうございます。本来ならたくさんの来賓・講師列席の元、にぎにぎしく入学式を行うべきところ、新型コロナ対策ということで、略式での実施となりましたこと、まずもってお詫びいたします。

ゆうゆう学園は、シニア世代の皆様が 生きがいある 充実した生活を送るため、また地域づくり活動を実践するために必要な知識や実践力を身につけていただくことを目的に昭和五十一年から開設しています。これまでに、四年生大学講座では二千百九十五名、大学院・地域活動実践講座では三百十四名の方々が卒業され、地域づくり活動やボランティア活動など各方面で活躍されています。

そして、今もこのゆうゆう学園では、中・西播磨五市九町の広範囲から、豊かな経験と様々な知識・技能をお持ちの方々が集い、それぞれの目標に向かって学んでおられます。本日より当学園の一員となられた皆様も、高い志のもと、大いに学び、クラブ活動や地区会活動などにも、主体的、積極的に取り組んでいただきたいと思います。

今や「人生百年時代」、その中で、誰もが生涯にわたり学び、学んだことを生かして、自分に合った形で活躍し続けることができる社会の実現が。ますます重要となっています。学び続けることによって、それぞれの暮らしを豊かにすることができます。周囲の人々を幸せにする力も身につけることができます。

兵庫県といたしましても、新型コロナ禍の中で、どのように社会の元気を維持していくか、大きな課題に直面しております。コロナ対策と併行して、これまでの地域課題への対応も進めていかなければなりません。
新型コロナ対策の核となる、新しい生活様式・ひょうごスタイルの推進には、地域の皆様と行政が一体となって取り組む必要がありますし、、地域社会づくりの主役は皆様です。これまでのご経験や、新たに学ばれたことを生かして、子や孫の世代のために、より良い地域社会を築いていくことができれば、こんな素晴らしいことはないといえましょう。

ゆうゆう学園は、シニア世代のこのような取組を、講座、クラブ活動、学園行事、特別講座などにより、ご支援して参ります。そして、皆様が、ゆうゆう学園での学びと出会いを通じて、楽しく生きがいのある人生を構築していただけることを期待しています。そのためにも、どうか健康と 安全には留意され、ご家族など 日々支えてくださる方々に感謝しつつ、楽しく充実した学園生活をおくることができますよう、お祈り申し上げまして、式辞といたします。

令和2年9月
     西播磨高齢者文化大学・大学院
        学長  久戸瀬 昭彦

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大学院館長講話・大学講座オリエンテーション館長挨拶要旨

このたび、入学・進級されました皆様、心からお祝いを申し上げます。また、開講に向けて様々な検討を一緒にしていただきました学生自治会役員の方々はじめ、関係の皆様に感謝申し上げます。

本当に、このたびの、新型コロナ感染症、特にこの半年、非常に心細い状況で過ごしてこられたと思います。私どもも、どのように館事業を再開するのか、暗闇の中で手探りする気分で、会館職員はもとより、県、生きがい創造協会本部、各施設長と意見交換を重ねてまいりました。

第2波の感染者数値は次第に下がってまいりまして、9月1日からは、「警戒期」に戻っております。しかし、まだまだ油断は禁物です。

私たちは、感染拡大を防ぐための、新しい生活様式・ひょうごスタイルを推進していくとともに、ポストコロナ社会における、一人ひとりの暮らしのあり方、地域のあり方を考え、実現していくべきだということが、考え方の基本であります。


新型コロナだけでなく、その他の感染症対策、健康の維持、防災対策、防犯対策
交通安全など、安全・安心は、みんなで力を合わせ優先的に取り組んでいくべき事項です。地域おこし、文化活動等による地域の元気づくりも重要です。

文化会館でも、利用のルールを見直すとともに館内中継の仕組みを整備しました。ゆうゆう学園の4年制・大学院講座の他、ゆうゆう学園生(希望者)と県幹部との意見交換、ネット配信講座(オンライン生涯学習講座)、しごと活躍講座、スマホ教室、オンライン・ミーティング教室等を実施いたしますので、ご活用ください。

これからの社会の動き、どうなるのか、県では、2030年の展望というのをまとめております

その中では、人生100年時代の中、全員活躍社会の実現をめざすべしということ等が、挙げられております。
もとより、ゆうゆう学園の皆様方は、兵庫の地域の元気を担われ、
地域をリードしていただくことが期待される貴重な人材でございます。
また、人生100年時代の、生き方のお手本ともなっていただきたいと考えております。どのような姿がお手本なのかというと、
正解というモのはなく、むしろ一人ひとりが模索する中でできていくものだとも思うのですが、
私なりに、ご提案したいという項目を挙げてみますと、
・ICTを使って、いろいろな人と交流できICTを使って、いろいろな人と交流できる、発信できる
※SNS(LINE,FACEBOOK)、動画編集・YOUTUBE発信) 
・世の中の大きな流れについて議論できる
 ※地域の将来像はこうあるべしという考えがある
・自らの趣味や問題意識など関心のあることについて深め、人の前で話ができる
 ※構成力、図解力、簡潔力、共感力含む
・話し合い(ワークショップなど)を進行できる(ファシリテーターのスキル等)
・コミュニティビジネス(ふれあい喫茶、特産品開発・販売、ワンコインコンサート等を展開できる
・地域コミュニティ(自治会、まちづくり協議会、分野別地域団体、NPOなど)で役割を担っている 等です。

生涯学習というのは、一方通行の講義を聴くことが目的でございません。
人間関係をつくり、講座の内容や、各自で調べたことを、学び合い教え合い、くらしや地域社会に生かしていくことが重要です。私どもは、それを実践される人が増え、これからの社会のお手本となっていただきたいと願っております。

このような意味で、ゆうゆう学園で、学習・活動を続けて行かれる決断をされましたこと、心から敬意を表します。

安全最優先で、ゆうゆう学園生としての暮らしを楽しんでいただき、地域でご活躍されますよう、そしてさらに充実した人生を送られるための足場としてこの文化会館を活用していただきますよう祈念・お願いいたしまして開講にあたっての皆様へのご挨拶とさせていただきます。

  令和2年9月
     西播磨高齢者文化大学・大学院
        学長  久戸瀬 昭彦